統合失調症の息子│朗報に喜ぶ!

「彼女が前よりだいぶ良くなったねって言ってた!」

朝、リビングで私の顔を見るなり息子は言いました。

「彼女とはいつ出会ったんだっけ?」と私が返すと、

温水プールで出会ったって言ったでしょ!出会ったのはだいぶ前だよ」
と答えました。

症状がだいぶ落ち着いてきた息子ですが、

アカシジアの症状である足がむずむずして絶えず足を落ち着きなく揺らす様子はどうにもならずにいました。

先月の受診の際に医師からアカシジアを抑える薬を処方されたようで、この頃はあしのむずむずがだいぶ和らいだ様子です。

息子自身も調子がいいと感じているのだと思います。

この調子が続いてほしいと心の底から願います。

朗報をニュースで見た!期待と不安が入り混じる!

統合失調症の新薬候補発見 東京大、理化学研究所などのチーム(毎日新聞
4月14日の9時40分配信のYahoo!ニュースで以下の内容を読みました。

大きな期待と素直に受け入れられない不安とが入り混じったような気持ちになりました。
以下引用です。

日本人の1%が発症する統合失調症の症状を改善する可能性がある物質を、東京大や理化学研究所などのチームが発見し、13日付の米科学誌セル・リポーツに発表した。この物質を含む薬剤はすでに遺伝性疾患ホモシスチン尿症の治療に使用されている。統合失調症に対するこの薬剤の治療の有効性や安全性を調べる臨床研究を始めた。

候補物質は、植物や海産物に多く含まれている化合物ベタイン。過去の研究から、患者のベタインの血中濃度は健康な人に比べ低いことが知られているが、統合失調症との関連はよく分かっていなかった。

チームは、仲間との接触を敬遠するなど統合失調症に特徴的な症状を持ったマウスを作製し、神経細胞の特徴を詳細に調べた。

その結果、神経細胞の形成に関与しているたんぱく質「CRMP2」の運び役「KIF3」の働きが低下し、神経細胞の構造が変化していたほか、CRMP2はベタインと反応しやすいことを突き止めた。

そこで、統合失調症マウスにベタインを与えると、通常のマウスと同じように仲間と接触するようになり、神経細胞の構造もほぼ正常に戻った。また、亡くなった統合失調症患者の脳を調べると健常な人に比べてKIF3の働きも低下していた。

研究を主導する東大の広川信隆・特任教授(細胞生物学)は「発症の原因や治療はほかにもあると考えられるが、詳細な発症過程が見えた意義は大きい。ベタインは有力な治療薬になるのではないか」と話す。【田中泰義】


統合失調症の新薬候補発見 東京大、理化学研究所などのチーム(毎日新聞

色々な思いが巡ります。

でも専門家がベタインは有力な治療薬になるのではないかという見解なのだから希望を持ちたいと思います。

今日はこれから仕事です。
頑張って行ってきます。