『統合失調症LINE家族会Pure Light』と『地域家族会』それぞれの必要性

あなたは『統合失調症LINE家族会のPure Light』をご存じでしょうか。

『統合失調症LINE家族会のPure Light』はネット上のコミュニティで、入会は統合失調症当事者の家族またはケアラーであることを条件としています。

LINEというアプリを活用し、24時間いつでも年中無休で、場所を選ばず、参加費は無料で入会者を募集してます。

2022年5月の現時点で会員は474名になっています。

統合失調症LINE家族会のPure Light』は日々、新しい会員が入会しています。

実は、わたしもPure Lightの会員です。

わたしが会員であり続ける理由は、「家族グループ」の中に勉強家の方がいて、色々な情報を提供してくれるからです。

わたしは統合失調症が、いずれ完治する病気になることを期待しています。

その為、大学病院での統合失調症に関する研究内容や研究成果等にとても興味があります。

それらの情報をLINEから簡単に得ることが出来るのはPure Lightの会員だからです。

講演会やテレビ番組の情報も発信されています。

2022年3月に第16回日本統合失調症学会、市民公開講座「だいじょうぶな社会に向けて」をZoomで視聴できる情報を提供して頂き、わたしは早速仕事の休みを利用して上記に申し込み視聴をしました。

地域家族会の必要性と会員不足の原因

統合失調症LINE家族会のPure Light』の情報は常に新しく勉強になります。

それに比べて地域家族会の定例会は当事者家族の近況報告だけに時間を割き、井戸端会議化していました。(私たちの場合)

これが、会員不足の原因かもしれません。

わたしの住む『地域家族会』は若い会員が不足しています。

統合失調症と言う同じ悩みを語り合い、お互いに支えあうために『家族会』は活動しているのですが、会員は60代後半から70代の方で形成されています。

わたしは息子が統合失調症を発症したとき、家族会で悩みを話すことで救われ、人の優しさを肌で感じ、少しずつ元気を取り戻していった経験があります。

しかし、病状が安定し様々な情報が欲しい時期の統合失調症当事者の家族またはケアラーにとって、地域家族会はもっと地域に特化した情報発信をしていく必要がありそうです。

今期の家族会総会が執り行われたが65歳以降の高齢者会員ばかり


5月某日、わたしの所属する家族会で今期の総会が執り行われました。

わたしは、今期から家族会での活動に積極的に参加すると決めていたので出席しました。

しかし、そのとき改めて会員の高齢化を感じ家族会継続の危機を感じました。

わたしは総会の準備からお手伝いをするために午前10時から会場入りしました。

わたしの他には65歳以降の会員ばかりでしたが、13名の会員が集まっていました。

皆で手分けして準備を行ったので、1時間程で会場作りは終了し、その後は会員の交流の場となりました。

統合失調症LINE家族会Pure Light』と『地域家族会』それぞれの必要性│まとめ

地域家族会会員の高齢化が進み情報が滞っているのを感じます。

それに比べて『統合失調症LINE家族会のPure Light』の情報は常に新しく勉強になります。

しかし、『統合失調症LINE家族会Pure Light』はあくまでもネット上のコニュニティーです。

人の優しさを肌で感じられる環境ではありません。

欲張りかもしれませんが、両方に関りをもって当事者を支えることをおすすめしたいと思います。

そのためには、地域家族会には若い会員の力が必要です。

わたしは、地域に特化した情報、例えばグループホームや就労継続支援A型・B型の情報、講演会の情報等を少しでも多く発信できるようにしていこうと思います。

インプットした情報をアウトプットしていき、統合失調症当事者の家族またはケアラーが安心できる環境のお手伝いをしていこうと思います。

あなたの優しさが回りまわってあなたの大切な人に届きますように。

一緒に行動しましょう。