精神障害がある方のグループホーム選びについて

障害者グループホームは、障害を持つ方(利用者さん)が地域の中で自立して生活を送れるように支援することを目的としています。

家族から離れ、同じ障害のある仲間と施設やアパート、一軒家等で共同生活を行いながら、障害によって起こりうる様々な困難を乗り越える術を身につけたり、人とのコミュニケーションを学ぶことができます。

グループホームで過ごすことで、社会復帰の第一歩を踏み出す基盤を作ることができます。

施設には職員(世話人)がおり、日常生活の相談に乗ったり、ひとりでは出来ないことのお手伝いをしてくれます。

障害者グループホーム入居条件について

入居条件としては「精神障害者保健福祉手帳」持っていること、そして障害支援区分の1~6に認定されていることが必要になります。
障害者グループホームごとに対象となる障害や区分は異なるので、市町村の障害福祉課に事前に確認しておくとよいと思います。

グループホーム選びは重要

グループホームによって利用料金やサービスは異なります
障害のある方(利用者さん)にとってどんなグループホームがベストなのか丁寧に確認することが重要です。

個室でなかったり、食事の準備がなかったり、世話人に相談できる時間が限られていたりする場合もあります。

利用料金やサービスを比較して、長い目でみてベストなグループホーム選びをすることが大切です。

私の勤めるグループホームについて

私の勤めるグループホームは管理者、世話人生活支援員がおり世話人が宿直業務も兼任しています。

私たち職員は利用者さんやご家族の意向を踏まえて、利用者さんが望む日常生活を営むことができるよう、個別支援計画を作成します。

作成した個別支援計画については、利用者さんやご家族にその内容を説明し、同意を得る必要があります。

また、精神障害の方、知的障害の方を対象としたグループホームで、日中は就労(就労継続支援A型事業所勤務を含む)されている方対象になっています。

利用者さんへのサービス例について

  • 困り事の相談にのる
  • 買い物、外食等の私用に同行する(事前に希望書類を記入提出してもらう)
  • 病院の付き添いを行う
  • 朝食・夕食の提供(昼は就職先)を行う
  • 転職の際のハローワーク同行・履歴書・職務経歴書記入の相談にのる
  • 個別支援計画に沿った支援を行う

障害者グループホーム体験談

私の勤めるグループホームは比較的若い方が多いグループホームです。

とてもにぎやかで楽しく生活しています。

利用者さんの休日には希望者みんなで買い物に出かけたり和気あいあい過ごしています。

希望があれば一緒に食事作りも行います。

世話人の数が多く色々なタイプの世話人がいます。

その為色々な人と関わることができ、いろいろなアドバイスがもらえます。

皆、熱心で利用者さん思いです。

日々の生活の中、利用者さんの悩みは尽きません。

そしてその悩みの大半は健康と人間関係についてです。

悩みは移り変わり、職員の私は時々振り回されてしまいそうになりながら踏ん張っています。

大変ですが楽しいです。

※他にもグループホームについて書いた記事がありますのでぜひご覧ください。

うみ

今日もこれから勤務です。
張り切って行って参ります。

実は午前中、息子の通う就労移行支援事業所に電話をしました。
息子のことで職員の方に力を貸していただきたかったのです。

息子の人生です。
息子が自由にすればいい!そう解っているはずなのにやっぱりダメですね。

ダメな母親だと思います。

これから起こりうるであろう困難に先回りして対処しようと小細工する。
私の悪い癖です。

実習の件です・・・。

障害者手帳がないと実習が受けられないようです。

息子は手帳は必要ないと言います。

…仕方ないと割り切れないのデス(泣)↓