愛犬コーギー10歳との思い出と長生きして欲しい!飼い主に今できること

「障害者支援って大変な仕事だからストレスたまらない?」と友人たちに聞かれます。

しかし家には10歳になる愛犬コーギーがいて自宅に帰ると癒されますし息子の病気も寛解状態なので、現在は大きなストレスは感じないで生活できています。

逆に愛犬のコーギーがこの7月で10歳の誕生日を迎えたけれど長生きしてほしい、そのためにはどうしたらいいのか?もし介護することになったらどう対応しようか…と考える事が増えてきました。

コーギーが家族になったのは息子(長男)高2の時

さて、我が家の愛犬は三重県生まれのウェルシュ・コーギー・ペンブロークです。
2021年9月の現在は10歳になりましたが、家族になったのは2011年9月17日、生後2か月になる前でした。

当初は中学2年生になる次男の部屋で飼っていましたが、翌年の2月に私たち夫婦は離婚をして、
愛犬は息子2人と私と一緒に新居に引っ越しをしました。

新居に引っ越しをしてすぐにしつけ教室に通いトイレトレーニングと無駄吠え防止のトレーニングを開始しました。
トイレトレーニングはすぐにマスターしましたが、無駄吠えはなかなか難しく途中で挫折をしています。

しつけ教室の先生から、「甘えん坊で落ち着きのない子」と言われた通り人が大好きで、お散歩中も撫でてくれる人はわかるようで、様子をうかがう態度で横目でちらちら見ています。

1歳の頃あわよくばとチャンスを狙いちょくちょく脱走をしていました。

追いかけてもらえるのが嬉しくて呼んでもなかなか戻ってこなくて大苦労しました。

そしてよく吠えますが、それは威嚇しているのではなく「こっちに来て」と呼んでいると言った方が正しい気がします。

大雑把な性格の飼い主(わたし)が初めてのシャンプーで失敗したせいで水が苦手。泳ぎも苦手です。

何度か川遊びやプールに行きましたが、死ぬか生きるかの様な顔(形相)で泳ぎます。

目が必死だったのでおそらく彼女は水遊びを楽しんではいなかったのでしょうね。

息子が統合失調症の陽性症状の時│近くで心配そうに寄り添っていた愛犬コーギー

息子が「母さん、助けてくれ!」と不調を訴え、ひとりで住んでいたウイークリーマンションから家に帰ってきた日、愛犬コーギーは嬉しそうでした。

大好きなお兄ちゃん(もしかしたら弟と思っていたかも?)が帰ってきたと目を輝かせていました。

夜中、物音に気付いたわたしが寝室からリビング来てみると、愛犬は混乱している息子のすぐ横にピッタリと寄り添っていました。

息子は夜中に調子を崩しわたしが声をかけても、真っ赤な目をして、感情や思考をコントロールできず不安や緊張が強い状態になっていました。

わたしは何度呼んでも息子から離れようとしない愛犬を抱き寄せると「ドキドキドキドキ・・・」とまるで走った直後のように早い鼓動を感じました。

もしかしたら、それはわたしの鼓動だったのかもしれません。

抱き寄せると愛犬はおとなしく私の腕の中におさまりました。

愛犬にとって息子は大切な兄弟に違いありません。愛犬の深くて強い愛情を感じました。

今でもその時の情景は頭にこびりついて忘れられずにいます。

辛くて、それでいて愛犬への感謝の気持ちで、思い出すたびに目の奥が痛くなり胸が熱くなります。

元気に吠えるけどやっぱり年をとったな・・・

わが家の愛犬コーギーは気持ちが表情に出てとってもわかりやすいわんこです。

「退屈な顔だな( ;∀;)」とか「すごく嬉しそうな顔(#^.^#)」とか「笑っている!」なんてホントわかりやすいのです。

それに加えて近ごろは「少し元気がないな!」という日があります。

まつ毛も白髪になって年をとったな・・・と思うのです。

ひとりぼっちでのお留守番歴も長く本当に申し訳なく思いますが、やっぱり飼い主としては長生きをしてほしい。

この子のいない生活は考えられません。

愛犬コーギー10歳│犬の平均寿命と年齢換算

先日、フィラリア症予防薬をもらいに行ったときに動物病院の医師に尋ねたところ、犬の平均寿命は、14.3歳で、わが家のわんこの様な中型犬の平均寿命は13.7歳という事でした。

わんこの年齢を人に換算すると下記のとおりです。下記はコーギーペンブロークの年齢換算表です。

うみ

わが家のコーギーは10歳なので人間でいうと56歳。

わんこは1年で4歳ずつ年をとる計算なのですね。

コーギーに発生頻度が高い変性性脊髄症(DM)について

知人のコーギーがDMを発症しました。とても他人事だとは思えなくて色々調べてみました。

DMは多くの場合10~12歳頃に症状が出始め、3年くらいかけてゆっくり進行するようです。

まず最初は後ろ足に変化が現れ、感覚が低下し、足をすって歩いたり、腰がふらつくようになり、さらに進行すると後ろ足をそろえて歩くウサギ跳びの様な症状が現れるようです。

変性性脊髄症(Degenerative Myelopathy:DM)は、痛みを伴わず、ゆっくりと進行する脊髄の病気です。

ジャーマン・シェパードに多い病気として、1973年にAverillにより初めて報告されました[1]。

現在までに、多くの犬種で発生が報告されていますが[5, 12]、近年、ペンブローク・ウェルシュコーギー(以下PWC)での発生頻度が高く、欧米では注目を浴びています。

日本では大型犬の飼育頭数が欧米と比べ少なく、現在までにDMの報告はそれほど多くありませんが、PWCでの発生は確実に増えてきています。

残念ながら現時点でDMを治す治療法はありません。しかし、DMを発症したコーギーの飼い主とその主治医として知っておいて頂きたいのは、病気をよく知り、適切なケアをしてあげれば、DMを発症しても幸せな時間を過ごすことが出来る、と言うことです。

DMの症状は、PWCの場合、症状は10歳過ぎから現れるのが典型的です。病気は脊髄の真ん中あたり(前足と後ろ足の中間あたりの脊髄)から始まり、症状は後ろ足から出現します。病気が進行すると、病変は脊髄の前の方にも広がり、前足にも同様な症状が現れます。さらに進行すると病変は首の脊髄にも広がり、呼吸が少しずつしにくくなります。

通常、これらの症状は3年くらいかけてゆっくりと進行します。進行の速さにはある程度の個体差があり、遅い場合には4年以上の経過を辿ることもあります。

初期の症状としては、以下の様な症状が特徴的です。これらの症状は、DMだけに認められるものではなく、PWCに多い椎間板ヘルニアやその他の病気でも同様に認められことがあります。ですから、このような症状が見られたら、動物病院で精密検査を受けることが大切です。

①後ろ足をすって歩く

②腰のふらつきや後ろ足の交差


引用元:岐阜大学附属動物病院 神経科

大切な家族│愛犬コーギーに長生きしてほしい│まとめ

この頃は、足腰が弱くなった犬のための「犬用車椅子」の他、食事を補助するための「介護クッション」寝たきりの犬の体に負担がかかりにくい「介護ベッド」など高齢犬との暮らしに役立つアイテムが盛りだくさんのサイトをたまにチェックしています。

また、老犬介護をするにあたり、どんな介護をすれば良いかを獣医師が解説してくれる特集や、愛犬との暮らしに役立つコンテンツをチェックしています。

どんな時にも、私たち家族に寄り添い続けてくれている愛犬に対して心から感謝しており、年老いていく今後を大切に見守りながら生活していこうと強く思っています。

今後もときどきブログに登場しますのでぜひよろしくお願いいたします♡